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コンポーザブルCDP(結合型CDP)は、なぜコストを最適化できるのか

2024.05.28

なぜコンポーザブルCDP(結合型CDP)は、
 従来のCDPと比べて
 コストを最適化できるのか

DearOneの小林と申します。グロースマーケティング部という部署で主に「Hightouch 」の営業や導入の支援を行っています。最近ありがたいことに、Hightouchのお問い合わせをいただくことが増えてきました。

私は普段ツールの代理店として、提案するツールがクライアント様の課題にマッチしたもの、解決できるものなのかを大切にするよう意識しています。

その中で、これまでHightouchを提案させていただいたクライアント様の多くが抱えていた課題は「既存のCDPツールの運用コストが高くなっていること」でした。

これらの解決策として、「HightouchとDWHを組み合わせたCDP基盤(コンポーザブルCDP)の活用でコストの最適化」をご提案しています。

※以下はコスト最適化のイメージとなります。CDPの契約条件やユースケースによって効果が異なりますので、具体的な削減効果はヒアリングを行った上で個別で御見積をさせて頂いております。

コンポーザブルCDP コスト削減

今回は、Hightouchを使ったCDP基盤(コンポーザブルCDP)だとなぜコストが最適化できるのかについてお話ししたいと思います。

コンポーザブルCDPとは

まず、コンポーザブルCDPとはどのようなソリューションなのかご紹介したいと思います。

コンポーザブルCDPは「コンポーザブル(composable)」という言葉がついているように、いわゆるCDPの機能を複数のソリューションを組み合わせて実現するシステム構成のことを指します。

そしてCDPの主な機能である

  • データを貯める
  • データを整える
  • データを連携する

に対して、クラウドDWH*1ツール:Snowflake、Databricks、BigQueryなど + リバースETL*2ツール:Hightouchなどのような組み合わせでCDPの機能を構築することが、グローバルでは主流となりつつあります。

既存のCDPとコンポーザブルCDPの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

コンポーザブルCDPは既存のCDPツールで生じていた課題を解決するだけでなく、

  • 多数のシステムが持つデータが1箇所に集約される
  • 自社の1stパーティーデータを活用できるようにする

などの、現在の企業のデータ活用のあるべき姿が反映されたものでもあります。

既存CDPとコンポーザブルCDPの違い

コンポーザブルCDPにはさまざまなメリットがありますが、今回は「コンポーザブルCDPによってコストが最適化できる理由」という観点からいくつかご紹介できればと思います。

コンポーザブルCDPでコスト最適化できる理由

冒頭でもお伝えしたように、既存CDPからコンポーザブルCDPにリプレイスすることで、コストを大きく削減できる場合があります。

ただし、全ての企業様やCDPツールに当てはまるというものではありませんので、その点だけご留意いただければと思います。

リソースコストの最適化データソースが1つか、複数か

まずはイメージがしやすい点からお話しします。

CDPの機能を使うためにはCDP内にデータを置く必要がありますが、顧客データなどの重要なデータベースは別途DWH等の自社環境に置いておきたいなどという理由から、DWH、CDPで二重にデータを保持する構成が取られることが多くあります。

一方で、DWH+HightouchのコンポーザブルCDPでは、外部のプラットフォームにデータを移す必要がないため、データソースをDWHの1つだけにすることができます。

Hightouchはデータを保持せず、セグメント作成やデータ連携などの機能をDWHのリソースを使って行うので、二重に発生していたリソースコストを削減することができます。

コンピューティングコストの最適化

顧客データを活用したマーケティング活動において、CDPは中心的な役割を担うため、必然的に大量のデータで膨大な処理を行うことになります。それに伴ってデータ処理を行うランニングコストが年々増加していき、当初想定していたよりも多くの費用がかかるということも珍しくありません。

また、処理のパフォーマンスがCDPツールのインフラに依存するため、大量データを扱おうとすると処理が重くなってしまい、期待していたパフォーマンスがでないという話も多く聞きます。それでは費用対効果という文脈でもコストに対して最適とは言えません。

一方でコンポーザブルCDPでは、基本的にデータの保持や処理にクラウドDWHのリソースを使います。大量データの処理に強いクラウドDWHの活用は、費用対効果に見合ったパフォーマンスが期待できます。

さらに、多くのクラウドDWHではデータを貯めるストレージと、データを処理するコンピューティングのリソースが分離した構造になっています。それにより、コンピューティングリソースを調節することで、自社のその時の状況に合わせた最適なパフォーマンスを設定することも可能です。

使わない機能のコストを削減

私がこれまでお話を伺ってきたクライアント様のほとんどで、ご契約のCDPツールの中に「全く使っていない機能」が含まれています。当然CDPツールの費用はそれらの機能に対する費用も含んだものになっているので、それではコスト的に最適な状態とは言えません。

コンポーザーブルCDPの特徴の1つは機能単位でツールを組み合わせCDP要件を実現する点で、ツールの組み入れや組み替えがしやすいことが大きなメリットです。そのため「必要な機能だけを組み入れる」、「不要になったものは機能単位で解約できる」ということが可能です。

前章で紹介しているHightouchでも、DWHやデータの連携先ツールとの接続が最短で数十分で完了できすぐに使い始めることが可能なだけでなく、必要な機能だけを柔軟に契約することで、個社ごとの状況に合った活用ができます。

このような1つのベンダーに依存しないシステム構成は、長期的に見たときにコストに限らない最適化を実現します。

最後に

ここまででコンポーザブルCDPによるコスト最適化についてお話ししましたが、「すぐにCDPツールからコンポーザブルCDPに移行しよう」とすぐ決断するのは難しいのではないかと思います。(決断された方がいましたら全力でサポートさせてください。)

この記事を通してコンポーザブルCDPやHightouchに少しでも興味を持っていただいた方には、以下のアクションをご推奨いたします。

  • コンポーザブルCDPやHightouchについてより詳細な話を聞いてみる
  • Hightouch無料プランを操作してみる
  • コストの削減効果を試算してみる

DearOneではこれらのお手伝いをさせていただきますので、ご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。最後まで記事を読んでいただき誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって何かお役に立てましたら幸いです。

Hightouch無料プランの紹介

また、まずはHightouchなどを触ってみたいという場合であれば、Hightouchでは一部機能を無料で使えるプランを提供しています。プランは下記のサイトからすぐに、使い始めることもできます。

https://hightouch.com/pricing

Hightouch無料プラン

このような形でクイックにお試しいただけるのもコンポーザブルCDPのメリットの1つなのではないかと思いますので、ぜひそのメリットを体感していただければと思います。

References
*1 ツール:Snowflake、Databricks、BigQueryなど
*2 ツール:Hightouchなど

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