Amplitude主催プロダクトアナリティクスの実務能力を競うデータ分析コンテスト「第2回 データモンスターNo.1決定戦」が、2022年5月18日にライブ配信にて開催されました。
プロダクトデータを分析し、改善のための示唆を見出し、改善提案を行うというテーマに対して参加者を一般公募。前回アナリティクスのプロの視点から総評されたウルフ松陰氏とともに、今回は日本CPO協会の理事を務める宮田善孝氏を審査員に迎え実施。
グローバルではデータサイエンティストだけでなく、プロダクトマネージャー、マーケター、デザイナー、など誰もが簡単にデータ分析をできる環境になっている今、プロダクトアナリティクスツールAmplitudeを使って参加者はデータ分析のプレゼンを行いました。
事前課題
<データモンスターNo.1コース>
架空の音楽ストリーミングサービス「AmpliTunes」のプロダクトマネジャーとして、Amplitudeのデモ環境上でユーザー行動の模擬データを分析していただきます。その結果に基づいて、経営層に対してプレゼンすることを想定し、このサービスの事業成長に向けた戦略や施策を提案していただきます。
最終プレゼンテーション:優秀者
Team LIFULL HOME’S(LIFULL HOME’S 二本柳 春香氏、小沼 由里加氏)
日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」、いつでもどこでも誰でも快適でスムーズな住まい探しができるサービスを運営する同社より、サービス企画担当の二本柳氏、小沼氏チームが参加し最終プレゼンは小沼氏が登壇。サービスをしっかりと解析し、購入につながるアクションの分析や課金を上げるところまで、良く考えられていたと評価された。
株式会社スペースマーケット 小泉 当氏
SPACEMARKETプロダクトマーケティングの小泉氏。同社では昨年からプロダクトアナリティクスツールAmplitudeを使い始めた。Amplitudeのnotebook機能でまとめたプレゼンは、経験や感に基づく判断を排除し、データを使って統計学的にしっかりと示唆を分析したことが評価された。
アスタミューゼ株式会社 竹村 淳氏
アスタミューゼプロダクトマネージャーの竹村氏。非常に論理展開がスムーズで、実直にプレゼンが作られており、前段で改めて問いの理解をしっかりと分析し、やりたいことをまとめて、さらにコア層、ライト層のペルソナ分け、KPIツリーへの落とし込み、離脱のポイントも分かりやすかったと評価された。
3チーム発表の後、視聴者も投票に参加。
投票結果を集計中には、ゲスト審査員 ウルフ松陰氏(松下村塾株式会社 CEO & Founder)による、グロースのプロのアプローチ・分析手法の裏技などの紹介がありました。
休眠だけ%で残すと、各月の離脱率がみれる裏技をはじめTipsを紹介。
いよいよ、最優秀賞の発表!
最優秀賞:アスタミューゼ株式会社 竹村 淳氏
第二回データモンスターはアスタミューゼ 竹村氏が受賞。
以上、速報でした!
分析内容についての詳細は、また後日レポートをまとめて公開しますので、お楽しみに!!
なお、Amplitude社は後日、録画をオンデマンド配信する予定とのこと。詳しくは、同社ウェブサイトの下部にある「最新情報をお届けします」にメール登録すると、案内を受け取ることが可能です。
概要
Webサービスやモバイルアプリなどのデジタルプロダクトでは、ユーザー行動データを分析することでビジネス成長を飛躍的に加速できる可能性があります。実際にFacebookやNetflix、Amazonといった海外の急成長サービスは、プロダクトアナリティクスと呼ばれるこの手法を採用しています。
皆さまにもこの手法によるビジネス成長を促進いただくため、プロダクトアナリティクス・ツールのNo.1ベンダーであるAmplitudeはこのたび、当社ツールを利用したデータソン(データ分析コンテスト)「第2回 データモンスターNo.1決定戦」を開催いたします。
第1回目は非常に高いレベルの大会となり、参加者の満足度が96%を超える大盛況となりました。
前回アナリティクスのプロの視点から総評してくださったウルフ松陰氏とともに、今回は日本CPO協会の理事を務める宮田善孝氏の審査員参加も決定しております。
【審査員】
- 米田 匡克(Amplitude ジャパン・カントリーマネジャー)
- 朱 赫(Amplitude ソリューション・アーキテクト)
- 山浦 直人(Amplitude シニア・ソリューションコンサルタント)
【ゲスト審査員】
- ウルフ松陰 氏(松下村塾株式会社 CEO & Founder)
- 日本CPO協会理事 宮田 氏