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【初心者向け】SEOに必須!モバイルファーストインデックスとは何かをわかりやすく解説

2024.01.18

現代の情報社会において、Webサイトの検索結果順位は極めて重要です。その順位はSEO(Search Engine Optimization)、つまり検索エンジン最適化という手法によって上昇させることが可能となり、特に重要なのが、モバイルファーストインデックス(MFI)という概念です。


Googleが2018年に導入したこの概念は、Webサイトを評価する際に、「モバイル版」を優先的に考慮するというもの。つまり、スマートフォン対応のサイトが検索結果で有利になるということです。

本記事ではモバイルファーストインデックス(MFI)の定義と、SEOへの影響と対策を解説します。この考え方を理解することで、SEO対策をより効果的に進めましょう。

モバイルファーストインデックス(MFI)とは

モバイルファーストインデックス(MFI)の定義

モバイルファーストインデックス(MFI)とは、2018年3月にGoogleが導入した*1モバイル ファースト インデックスの展開 | Google 検索セントラル ブログ | Google for Developers検索結果決定のための新しい基準で、これはスマートフォン向けのWebサイトを、PC向けWebサイトより優先的に評価・インデックス化するというものです。このモバイルファーストインデックス(MFI)導入により、WebサイトのSEOに大きな影響が出ることとなりました。

これにより、モバイルフレンドリーなサイト構成がSEOの成果に直結するようになり、ユーザビリティやコンテンツの質、そしてWebサイトのローディング速度なども重要な評価指標となりました。

        MFI導入前モバイルファーストインデックス(MFI)導入後
評価基準PC版Webサイトスマートフォン版Webサイト
重視される要素ユーザビリティ、
コンテンツの質
ユーザビリティ、コンテンツの質、ページのローディング速度

今やモバイルファーストインデックス(MFI)への対策はSEO対策として不可欠であり、以上を踏まえその実施方法とチェック方法を理解することが求められています。

モバイルファーストインデックス(MFI)導入の背景

モバイルファーストインデックス(MFI)の導入には、現代社会におけるモバイルデバイス(スマートフォンやタブレットなど)の利用増加が背景にあります。

この変化は、スマートフォンの普及とモバイルデバイスからのアクセス増加を反映していると言えます。つまり、現代のユーザーが主に利用するモバイル版のWebサイトを優先的に評価することで、検索結果の質を向上させる狙いがあるのです。

SEOとモバイルファーストインデックス(MFI)の関連性

モバイルファーストなサイトの重要性

モバイルファーストインデックス(MFI)の観点から考えると、モバイルファーストなサイトの設計がSEOにおける重要な要素となってきます。これは、前述の通りGoogleがサイトのモバイル版を主要なインデックスとして利用し、その情報からサイトのランキングを決定するためです。


具体的には以下のような流れとなります。

  • ユーザーがGoogleで検索
  • Googleはインデックス(Webの情報を分析・整理したデータベース)から関連性の高い情報を抽出
  • モバイル版のサイトが存在すれば、その情報を優先的に表示
  • モバイル版がなければ、パソコン版の情報を表示

このモバイルファーストインデックス(MFI)の導入により、モバイル版のサイトの最適化がSEOの重要な要素となりました。


具体的には以下のようなポイントが挙げられます。

  要 素    説明
ユーザビリティスマホでの閲覧が主流となった現代では、ユーザビリティの高いモバイルデザインはサイト訪問者を増やし、直帰率を下げる効果があります。
ページ表示速度スマホではPCと比べて処理能力や通信速度が低下しやすいため、ページの表示速度はランキング要素として重視されます。

これらを踏まえ、モバイルファーストなサイト設計はSEO対策だけでなく、顧客体験(CX)の向上にも寄与すると考えられています。

SEOとモバイルファーストインデックス(MFI)の関連性

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジンからの流入を増やすための最適化手法のことです。その中で非常に重要な要素となっているのが、モバイルファーストインデックス(MFI)です。

以下の表に、SEOとMFIの関連性を具体的に示します。

SEOの目的MFIの役割
Webサイトの検索順位を上げるモバイル版のウェブサイトを優先的に評価
検索ユーザーへの良質な情報提供スマホからの検索ユーザー体験を向上

このように、SEOを効果的に行うためには、モバイルファーストインデックスを理解し、それに対応したWebサイト作りが必須となります。

スマホとPCでの表示差とSEOへの影響

スマートフォンとPCでは、画面の大きさや操作性の違いから表示内容が変わることがあり、SEOにとって大きな影響を及ぼします。モバイルファーストインデックス(MFI)では、Googleのクローラが主にスマートフォン版のサイトを参照します。そのため、スマートフォン版で表示されない内容は、Googleの検索結果上位に表示されません。

例えば、以下の表のようにスマホ版とPC版でコンテンツが異なる場合、SEOに影響を及ぼします。

スマホ版PC版
コンテンツA
コンテンツB

表からわかる通り、コンテンツBはPC版にしかなくスマホ版には存在しないため、この情報は上位表示されません。このような事態を避けるためには、全ページのモバイル対応が必須となります。

なぜGoogleはスマホ重視のインデックスにしたのか?

近年、スマホやタブレットからのインターネット利用が増え、その結果、Googleの検索クエリーの大部分がモバイルデバイスから来るようになりました。このトレンドを受けて、Googleはユーザーフレンドリーな検索結果を提供すべく、モバイルファーストインデックス(MFI)を導入することを決定しました。

具体的な数値を以下の表にまとめました。

年度パソコンからの検索割合スマホからの検索割合
201370%30%
201840%60%
202035%65%

このようにスマホからの検索割合が増加している中、ユーザーの満足度を高めるためにも、スマホ対応のサイトを優先的に評価するモバイルファーストインデックス(MFI)の導入は必須と言えます。

モバイルファーストインデックス(MFI)対策方法

スマホフレンドリーなサイトデザイン

スマホフレンドリーなサイトデザインは、MFI対策においてまず重視すべきポイントです。主に次の三つの要素が挙げられます。

  1. 視認性: モバイル画面の小ささを考慮し、文字サイズや画像の解像度などは明確で見やすいものにすることが重要です。
  2. 操作性: タップやスワイプなどの操作がスムーズに行えることは、ユーザビリティを損なわないようにするために必要です。具体的には、ボタンやリンクの大きさと配置を適切に設計することが求められます。
  3. ロード時間: ページの読み込み速度は、視覚的なデザインだけでなく、ユーザーエクスペリエンス(UX)を左右します。特にモバイルでは、データ通信の制限や速度の問題から、ページロード時間の短縮が求められます。

これらを踏まえたデザインを目指す事で、SEO対策だけでなくUX向上にもつながります。モバイルファーストインデックスに対応しつつ、ユーザビリティを損なわないサイト設計が重要です。

速度最適化(ページスピード)

MFI対策の一つとして欠かせないのが、サイトの軽量化による速度最適化、つまり「ページスピード」の改善です。モバイルユーザーは待ち時間を嫌う傾向にあり、遅いページはそれだけUXが低下し、結果的にSEO評価も下がる傾向にあります。

具体的な対策としては、大きな画像の圧縮や不要なCSS、JavaScriptの削除などが挙げられます。また、キャッシュの活用も重要です。これらの施策により、ページ読み込み時間を削減し、ユーザーにストレスフリーな閲覧環境を提供することが求められます。

以下にページスピード改善の具体的な手順を表にまとめました。

手順説明
1. 画像の最適化大きすぎる画像を圧縮し、読み込み時間を短縮します
2.CSS・JavaScriptの最適化不要なコードを削除し、軽量化します
3.キャッシュの活用頻繁にアクセスするコンテンツをキャッシュ化し、速度を向上させます

サイトの軽量化による速度最適化には技術的な要素が多いため、もし未対応であれば、エンジニアのリソース・工数を早めに押さえるなどし、先手先手で取り組みましょう。

コンテンツの一貫性

モバイルファーストインデックスにおいて重要なのが、コンテンツの一貫性です。これは、PC版とモバイル版のWebサイトで同一のコンテンツを提供することを指します。ユーザーがどのデバイスからアクセスしても、質の高い情報を一貫して得られるサイトはGoogleから高く評価されます。

たとえば、下記の表のようにPC版とモバイル版で提供する情報が異なる場合、UXが損なわれ、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。

PC版モバイル版
コンテンツA×
コンテンツB

コンテンツの一貫性が保たれていることで、より多くのモバイルユーザーのトラフィックが得られ、SEO対策の上で重要な要素となります。MFI時代において、PC版とモバイル版のコンテンツが一致するよう、Webサイトの設計・構築に留意しましょう。

モバイルファーストインデックス(MFI)適用チェック方法

Google Search Consoleを使用したチェック方法

Google Search Console(以下、サーチコンソール)は、Googleが提供する無料のツールで、手始めにここからあなたのWebサイトがMFIに対応しているかを簡単に確認することができます。

まずはサーチコンソールにログインし、左側のメニューから「URL検査」を選択します。次に検査したいページのURLを入力し、しばらく時間を置いてから、結果を確認します。

結果セクションには「モバイルユーザービリティ」に関する情報が表示されます。ここにページがモバイルデバイスに適しているかどうか、具体的な問題点があればそれが何であるかなどの詳細が示されるため、これにより、MFI対策の必要な箇所やその具体的な手段を把握することができます。

URL検査

例えば、上記のサイトは「ページはモバイルで利用できません」と表示されているのでモバイルフレンドリー対応が急務であることがわかります。

サーチコンソールを活用し、適宜SEO対策としてのMFI適用を確認し、必要に応じた改善を行いましょう。

モバイルフレンドリーテスト

モバイルフレンドリーテストとは、自身のWebサイトがスマートフォンに適しているかを評価するGoogle提供の無料ツールです。具体的には、以下の要素を評価します。

  1. テキストが読みやすいか
  2. タップしやすいリンクか
  3. 表示エラーの有無

具体的な使用方法は以下の通りです。

  1. 「モバイルフレンドリーテスト」のページを開きます。
  2. 開かれたページで、「テストするURLを入力してください」と表示されている欄に確認したいURLを貼り付け、その右側に表示されている「テスト実行」をクリックします。

実行後、ページが「モバイルフレンドリー」であるかの判定結果が表示されます。このツールを用い、MFIに適合するか確認した結果、「このページはモバイルフレンドリーではありません」と表示された場合は、必要な修正を行うことが重要となります。

まとめ

現代において、モバイルファーストインデックス(MFI)の理解とSEOへの影響を踏まえ、適切な対策を講じることが不可欠です。なぜなら、MFIはGoogleがWebサイトのランキングを決定する重要な要素であり、その適用によりSEOの結果が大きく左右されるからです。

具体的な対策としては、以下の表に示す通りです。

対策項目内容
スマホフレンドリーなサイトデザインユーザーがスマホからアクセスした際にも使いやすいデザインにする
サイトの軽量化による速度最適化(ページスピード)ページの読み込み速度を最適化する
コンテンツの一貫性PC版とモバイル版でコンテンツの一貫性を保ち、より多くのモバイルユーザーのトラフィックを獲得する

これらの対策を実行することで、SEOの観点からも最適化されたモバイルフレンドリーなWebサイトを実現できます。モバイルファーストインデックス(MFI)の導入は、もはやSEOにおける新たな常識だと言えます。本記事を元に、これからのWebサイト運用において不可欠なモバイルファーストインデックス(MFI)への理解と対策を深め、自社のサービス・プロダクトのグロースの第一歩を踏み出してください。

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