2023年5月19日、mParticle Head of Partnership APACのAlfred Choy氏が来日されました。
Alfred氏はシンガポールからDearOne オフィスへ来社され、DearOneのグロースマーケティングチーム向けに、特別なセッションを実施。mParticleの最新情報や事例紹介、ケーススタディの情報共有などが行われました。
全編英語でのセッションで、DearOneメンバーはいつも以上に真剣な眼差しで参加していました。
mParticleとは
mParticleは、リアルタイムのデータ品質とAIを活用した予測を組み合わせてパーソナライゼーションを拡張するCDPプラットフォームで、Web、アプリ、店頭、メディアプラットフォーム、300種類以上の配信先など、さまざまなデータソースに対応しています。
mParticleの基本情報は、ぜひこちらからご覧ください。
mParticleとAI
Intelligent Attributes
Alfred氏|昨年、mParticleは顧客データのAIパーソナライゼーションプラットフォームであるVidoraを買収していました。今回の買収により、データサイエンスの専門知識がなくても、簡単にAIモデルを作成し、そのインサイトをmParticleの300以上の統合ツールに展開することが可能になりました。
mParticleとVidoraのチームは、この発表に至るまで、2つの製品を統合するために尽力してきました。Cortexと呼ばれるAIを搭載したmParticle Intelligent Attributesを、お客様がすぐに活用できることを発表できて、とても嬉しく思っています。
インテリジェント属性は、実際の履歴データから計算される計算属性と比較して、起こりそうなユーザー行動のAIが生成する予測モデルです。計算属性の例としては、「平均注文金額」があり、これは、指定された期間内のすべての購入金額の合計を購入回数で割った値として定義されます。
Intelligent Attributesの豊富な機能:
・コンバージョンの可能性/解約リスクなど、将来の事象を予測する。
・顧客全体の購買行動から学習したモデルに基づいて、予測顧客生涯価値などの数値を算出する。
・分類を使用して、各ユーザーが特定のグループに属している可能性を判断する。
source | https://www.mparticle.com/
詳しくは、同社のWebサイトをご確認ください。
https://www.mparticle.com/blog/mparticle-acquires-vidora/
Warehouse Sync
Reverse-ETLを超えるという同社のWarehouse Sync機能。
Alfred氏|mParticle Warehouse Syncを利用することで、データチームは、データの準備や複数の製品の保守を行うことなく、顧客データパイプラインを簡単に統一し、360度の顧客ビューを継続的に確立し、クラス最高のリアルタイムターゲティング能力を実現できます。
Warehouse Syncを活用することで、クラウドデータウェアハウスは豊富な顧客データのソースとして機能し、CDPは転送中のデータをAI支援インサイトで豊かにし、300以上のAPI統合のエコシステムと業界をリードするオーディエンスターゲティング機能スイートでリアルタイムにシームレスに活性化します。mParticleは、チームがデータ品質、プライバシー、コンプライアンスを保護し、生のデータを変換する強力な予測インサイトを介して顧客コンテキストを豊かにし、パーソナライズした適応的体験を提供できる唯一のエンドツーエンドソリューションです。
このユニークなベスト・オブ・ブリード・アプローチでは、データウェアハウスのデータを、モバイルやコネクテッドTVアプリのデータなどのネイティブに収集されたデータソースと統合し、チャネルやパートナーにまたがるリアルタイムのカスタマージャーニーを提供することができます。このアプローチは、リバースETLのシンプルさとリアルタイムCDPのパワーを融合し、企業が重要な瞬間に顧客とつながることを支援します。
詳しくは、同社のプレスリリースをご確認ください。
https://www.mparticle.com/news/mparticle-launches-warehouse-sync-to-accelerate-time-to-data-value/
DearOneからの質疑応答なども含め、およそ2時間の充実した勉強会になりました。
大変多くの情報共有がされたため詳細はこの記事では割愛させていただきますが、内容が気になる方はぜひDearOneまでお問い合わせ頂ければと思います。
また今後日本語化して、mParticleの製品ページでもご紹介してまいります。
どうぞお楽しみに!