「Salesforce Marketing Cloud」、「Treasure Data CDP」と『Amplitude』のデータ連携を実現
株式会社セールスフォース・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:小出 伸一)、トレジャーデータ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦 喬)、株式会社ディレクタス(本社:東京都品川区、代表取締役:岡本泰治)、株式会社NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社である株式会社DearOne(本社:東京都港区、代表取締役:河野恭久、以下:DearOne)の4社は共同で、株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石坂信也、以下「ゴルフダイジェスト・オンライン」)が運営するゴルフ専門ポータルサイト「GDO」にて上質な顧客体験を実現するために、カスタマーデータプラットフォーム(CDP)、行動分析、マーケティングオートメーションが連携した次世代のマーケティングプラットフォームを構築しました。
本取り組みでは、DearOneが日本総合代理店を担う行動分析ツール『Amplitude(アンプリチュード)』を導入しました。*1出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000002473.html
■GDOの共通マーケティングプラットフォーム
■行動分析ツール『Amplitude』導入の背景・課題
ゴルフダイジェスト・オンラインでは、ゴルフ場予約、ゴルフショップ、ゴルフニュース、ゴルフレッスンなど、ゴルフに関するサービスを総合的に展開しているゴルフポータルサイト「GDO」を運営しています。
コロナ禍でユーザーから求められる商品や消費行動の変化が早くなり、この変化の速度に対応できるマーケティングコミュニケーションの仕組みを作る必要が出てきました。
変化に対応できるマーケティングコミュニケーションの仕組みとは、ユーザー行動の分析から示唆出し、データ抽出、連携、施策実行までを早く、多く実現できる仕組みです。
そのためには各プロセスのデータ連携を自動化させることが重要でした。
そこで、行動分析ツール『Amplitude』を導入して他のマーケティングソリューションとのデータ連携を自動化し、施策実行回数の増加を図りました。
■『Amplitude』による顧客データ分析業務の改善検証
Amplitudeの導入にあたっては、施策の実施速度の向上が実現できるか、PoC(Proof of Concept:概念実証)を実施しました。
ゴルフダイジェスト・オンラインでは、マーケティング施策を行う際に以下のプロセスで進めています。
1. データ分析をもとにマーケティング施策の仮説立てをしたうえでテストの実施とその効果検証を行う
2. 良い結果が得られればコミュニケーションシナリオとして実装する
このプロセスにおいて、ゴルフダイジェスト・オンラインのデータベースから、顧客へのメール配信で使用しているSalesforce Marketing Cloud(以下 Marketing Cloud)へのデータ連携は、日次でのデータ連携を行っていました。そこで、データの保存先をCustomer Data Platform(CDP)のTreasure Data CDPに変更し、Treasure Data CDPからユーザーの行動データをAmplitudeへ渡し、Amplitudeの分析結果からメール配信先データを Marketing Cloudに自動連携することで、施策実行までの速度を上げ業務効率化が実現できる、という点に期待してPoCを行いました。
さらに、Amplitudeが持つ「予測分析機能」についても分析速度・精度の向上に関する検証を行いました。
検証ポイントと結果は以下の通りです。
このような結果から、ゴルフダイジェスト・オンラインは行動分析ツール『Amplitude」の本導入を決定しました。
詳しくは、株式会社DearOne プレスリリース にてご覧ください。
*1 | 出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000002473.html |
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